写真の会

第32回写真の会賞授賞作品決定のお知らせ

作品集『APPEARANCE』(青幻舎、2020年)[作者:兼子裕代]ならびに関連する展覧会
作品展 「APPEARANCE」(The Third Gallery Aya、2020年)
作品展 「APPEARANCE」(POETIC SCAPE、2020年)

写真の会は、2019年以来3年ぶりとなる写真の会賞の審査会を2022年7月17日(日)に開催し、第32回写真の会賞を作品集『APPEARANCE』[作者:兼子裕代]に授与することを決定しました。
つきましては、授賞作品展覧会と授賞式を2022年度内に東京都内で開催します。展覧会と授章式の開催日程ならびに会場は、追ってお知らせいたします。
今回の選考会に参加した会員は以下の9名です(50音順)。 大橋麻里奈、沖本尚志、河島えみ、調文明、タカザワケンジ、竹葉丈、深川雅文、間島英之、町口覚

プロフィール : 兼子裕代(かねこ・ひろよ)
青森県生まれ。明治学院大学文学部フランス文学科卒業後、会社員を経てイギリス・ロンドンで写真を学ぶ。1998年より写真家、ライターとして活動。カリフォルニア州オークランド在住。2003年、サンフランシスコ・アート・インスティチュート大学院に留学。作品展に「Nagasaki Dialog」(Photographers’Gallery、東京、2002年)、「Sentimental Education」MIAD Perspective Gallery, Milwaukee Institute of Art and Design 、ミルウォーキー、2009年)、「APPEARANCE-歌う人」(銀座ニコンサロン、大阪ニコンサロン、2017年)、「APPEARANCE」(空蓮房、東京、2018年)、「Garden Project」(Gallery Mestalla、東京、Social Art Lab. 九州大学、福岡、2019年)などがある。2020年、青幻舎より作品集『APPEARANCE』を出版。

写真の会は、新型コロナウイルスの蔓延を理由に2020年ならびに2021年の写真の会賞審査会を各会員の合意のうえで中止いたしました。今回は2019年に開催した第31回写真の会賞審査会以来、3年ぶりの開催となります。

【写真の会について】
2022年の「写真の会」会員は以下の通りです(15名)
アイハラケンジ、井鍋雄介、井上新八、大橋麻里奈、大竹左紀斗、沖本尚志、河島えみ、川名潤、鈴木成一、調文明、タカザワケンジ、竹葉丈、深川雅文、間島英之、町口覚
オブザーバー:生井英考、鈴木一誌

「写真の会」の活動について
西井一夫が呼びかけ文を起草し、1988年12月3日、発会の会合が東京・有楽町マリオン14階の朝日新聞社の談話室で開かれた。第1回の参加者は、生井英考、伊藤俊治、大島洋、柏木博、加藤哲郎、川本道子、鈴木志郎康、鈴木一誌、高島直之、丹野清和、中村富貴、西井一夫、日高敏、松山厳、宮本靖亜規。4回の会合の後、第1回の写真の会賞が決まり、89年5月、受賞パーティーが有楽町、レバンテ3階で開かれた。第1回受賞作品は「幸運の町」(大島洋)、「夢の走り」(鈴木清)、「上海紀聞」(中川道夫)で、それぞれに10万円贈られた。尚、自分の作品が推薦されたことで、大島洋は選考委員を辞退する。このことがきっかけになって、写真家を会員に入れないという約束が生まれた。

写真の会賞は作家賞ではなく、写真的行為に対して出されるもので、実際に、製版や印刷の仕事の担当者で ある野口啓一や吉田寛(第8回)、また、ロバート・フランクの写真集の編集者である元村和彦(第9回)に賞が贈られた。写真批評メディアが壊滅的な状況下、広い視野からの写真表現の観察および理解を目的にしているが、その具体的活動として、若手写真家の写真を見ながら本人に直接話を聞く機会や、受賞者のインタヴューの場を設けたりしている。

【問い合わせ】
写真の会、写真の会会報についてのお問い合わせ
okimoto66@gmail.com(事務局担当:沖本)
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